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サブタイトルは「世界の子どもたちからのフォトメッセージ」。
またまた仕事中に出会った一冊。 「世界の子どもたち」と日本の「写ルンです」のコラボか〜 どんなおもしろ写真が撮れてるのかな? キレイな風景とかもあるのかな? などと軽い気持ちで手に取り、借りてきました。 ところが 本を開いてみてそのイメージは覆されました。 そして「平和を撮る=おもしろ写真、キレイな風景」 などと真っ先に考えた自分をひどく恥じました。 この本は世界各地の学校や施設を訪問し 平和をテーマに写真教室を開催する写真家の庄司博彦さんが 「君たちが考える“平和”を撮ってきて」をテーマに、 アジア・中東・アフリカ8カ国の子供たちに 「写ルンです」で撮ってもらった写真を紹介する写真集。 具体的な国名を挙げると モンゴル・インドネシア・ベトナム・カンボジア パキスタン・イラン・イスラエル・南アフリカの各国。 庄司さんが「おわりに」でも述べてらっしゃいますが 「世界情勢の縮図ともいえる」多数の写真が集まったかたちになっています。 国の体制ががらりと変わった国、 戦争の爪あとがいまだ深く残る国、 不安定な治安の国。 そんな国の子どもたちはつらい状況をバックに それをそのままストレートに切り取ったり 明るい笑顔を乗せての1枚を撮ったり。 ほとんどの子が将来の夢を写真に添えた コメントの中で述べているのですが お医者さんや先生、弁護士になりたいという子が多いのが印象的でした。 誰かを助けたいという夢、いつまでも大事にしてほしいと強く想い そしてみんなの夢がぜんぶ叶うように 祈らずにいられませんでした。 反対に 周りにはなんにもないけれど、 山の奥の奥でゆっくりと時の流れる国に住む子どもたちの写真もありました。 お年寄りからこどもたちまでみんなが助け合い 先人の知恵を大切に生きてるんだな〜というのが 写真からよく伝わってきて、あたたかい気持ちになれました。 何枚かに写っているあんずの花? とてもきれい。 いつまでもこのままの土地であってほしいな。 ふたたび「おわりに」からの引用になりますが 「世界的視野で平和を考えるとき、世界の子どもたちの視点はよい参考になるはずです」 と庄司さんは述べられています。 平和について考えることが多くなる夏が 今年もまためぐってきます。 とくに小学生・中学生は授業などでも平和について 取り上げられてくる時期なのでは? いまこの平和な日本にいての感覚とはだいぶちがう 世界の子どもたちが見た平和に この本を通じて是非ふれてみてください。 そしていろんなことを感じ、想ってください。
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